「聖香油のミサ」と「教区の日」について

2020年4月2日

広島教区の皆様へ

広島教区 司教 白浜 満

「聖香油のミサ」と「教区の日」について

+主の平和

 聖週間が近づき、お忙しい日々をお過ごしのことを思います。

 ご存じのように、昨日、開催された「新型コロナウイルス感染症専門家会議」から地域別の対策が提言されました。感染の広がりによって、①感染拡大警戒、②感染確認、③感染未確認の3つの地域に都道府県単位で区分がなされ、それぞれの対策が提示されています。広島教区が管轄する5県は、②か③の地域に該当します。

 ②の「新たな感染者や感染経路不明の感染者などの増え方が一定程度の幅に収まっている地域」でも、屋内で50人以上の集会やイベントへの参加を控えること、また近距離での会話、大声で話したり、歌ったりすることも控えるように提言されています。

 この新たな提言に基づき、4月8日(水)14:00に予定されている聖香油のミサについて、顧問団との相談の上で、以下のような対応を取らせていただくことにします。

 ①規模の縮小(50人未満)

  ・役務遂行上、聖油が必要となるため、聖香油ミサは延期せず、参加が可能な司祭、助祭、少数の聖歌隊で、おこないたいと思います。申し訳ありませんが、今年は小教区・修道院からの参加を控えてくださるようお願い致します。

  ・参加できない信者の方々は、インターネットが利用できる環境があれば、広島司教区「平和の使徒推進本部」のYouTubeライブ・チャンネル(https://youtu.be/rrtmoekHcDU)にて世界平和記念聖堂(司教座聖堂)での典礼中継を見て、霊的に参加することができます。

  ・今年は説教を省き、参加者が席を離して座るようにします。

②司祭・助祭の皆様へ

・三つの聖油は、持って帰られなかった教会には、郵送いたします。 

・司祭の控室は広島カトリック会館1階の多目的ホールです。ミサ後の軽食はありません。

 今年の「教区の日」(叙階・誓願のダイヤモンド・金銀祝)は11月23日の教区代表者会議に合わせて行うことを検討していましたが、9月22日(秋分の日)に実施します。新型コロナウイルス感染拡大の状況が長引けば再検討せざるを得ないかもしれませんが、一応9月22日に、予定を確保していただけますようお知らせします。よろしくお願いします。

 新型コロナウイルス感染拡大の時節柄、ご健康にはくれぐれも気をつけてください。

以上

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