愛宮ラサール神父様を偲ぶ会

「世界平和記念聖堂 献堂の使徒」

〜愛宮ラサール神父様を偲ぶ会〜

 7月7日は、愛宮真備(エノミヤ マキビ)(ドイツ名フーゴ・ラサール)神父様が91歳で天に召された命日です。今年で30周忌を迎えます。師を偲び、彼が目指した「平和」について黙想し、追悼の夕べを皆様とともに過ごしたいと思います。

愛宮ラサール神父は、昭和20年8月6日に爆心地から1.2キロメートルにある広島市幟町で被爆され、奇跡的に一命を取り止め、戦争犠牲者の慰霊と世界平和を祈り求める世界平和記念聖堂の建設に尽力されました。1954年に記念聖堂が献堂されてからは、エリザベト音楽大学で宗教学を教える傍ら、禅とキリスト教の硏究に取り組まれました。その後、東京・奥多摩にある秋川渓谷に座禅堂「神冥窟」を設けるなど、東洋と西洋の霊性を兼ね備えた神学界の高峰として世界的に活躍なさいました。また、エリザベト音楽大学、広島学院、ノートルダム清心女学院の創立など、広島の教育界への貢献などからも、その活動が高く評価され、1968年に広島市の名誉市民に顕彰されています。

 7年前の23回忌に行われたクラウス・ルーメル師(上智学院元理事長)のお話では、ラサール神父が、オランダのファンケンブルグ神学校の時代に、オーケストラでチェロの演奏をなされるなど音楽の愛好者だったそうです。そのことに因み、パイプオルガンとチェロの曲を聴きながら、在りし日の愛宮神父を偲ぶ時間を共に過ごしたいと思います。なお、ルーメル師は広島市郊外の長束イエズス会修練院で被爆された16名のイエズス会関係者のお一人で、避難する市民の救護にも尽力された司祭です。

1.「パイプオルガンとチェロの演奏による愛宮ラサール神父追悼の夕べ」

2.日時:2020年7月5日(日)午後6時30分〜8時00分

3.場所:世界平和記念聖堂 大聖堂(広島市中区幟町4番42号)

(※ 駐車場はありません。お車でのご来場をご遠慮ください。)

4.参加費:無料

5.主催:カトリック幟町教会(愛宮(エノ ミヤ)ラサール座禅会)

     イエズス会 長束黙想の家・霊性センター(アレックス神父)

6.問合せ:愛宮ラサール座禅会・事務局(担当;青葉)

      E-mail : hakushiman15@gmail.com

      mobile : 090-8992-8080

以  上 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする