新型コロナウイルス感染防止対策(その10)「守るべき祝日」(主の降誕と神の母聖マリア)と次の主日のミサへの参加について

2020年12月7日

広島教区の皆さん

 広島教区 司教 白浜 満

新型コロナウイルス感染防止対策(その10)

「守るべき祝日」(主の降誕と神の母聖マリア)と次の主日のミサへの参加について

+主の平和

 待降節も第二週目に入りましたが、新型コロナウイルス感染拡大が続いており、一日当たりの感染者数の過去最多の更新という事態に直面しています。そのような中で、日本の教会においては守るべき祝日」とされている「主の降誕」(12月25日)と「神の母聖マリア」(1月1日)の祭日も近づいています。

 日本の教会においては、「主の降誕」と「神の母聖マリア」は「守るべき祝日」とされていますが、この年末年始には、「主の降誕」(12月25日)と、次の主日のミサ(12月27日「聖家族」)、「神の母マリア」(1月1日)と、次の主日のミサ(1月3日「主の公現」)の間隔も短くなっております。

新型コロナウイルス感染症の猛威が続く中で、各小教区におけるミサへの参加の制限のため、またとくに基礎疾患のある方や高齢者の方々がミサへの参加を自粛するよう求められたりして、守るべき祝日と主日のミサへの参加ができなくても、あまり気になさらないようにしていただければと思います。このような場合、各家庭において、可能であればミサの動画配信を利用して霊的にミサに参加すること、あるいは個人的な祈りをささげていただくことをお勧めします。

冬の厳しい寒さと共に新型コロナウイルスの感染状況が、さらに悪化していくことも懸念されています。また、インフルエンザの流行の時期でもありますので、引き続き、体調管理と感染対策を徹底してくださいますように、よろしくお願します。

大きな困難の中にいる皆さんと世界中の人々の上に、神様のご加護を祈ります。

以上

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