典礼秘跡省からの通達

2020年12月17日

広島教区で働くすべての司祭 各位

広島教区 司教

アレキシオ 白浜 満

主の降誕、神の母聖マリア、主の公現の各祭日のミサに関する

典礼秘跡省からの通達について

+主の平和

 クリスマスまで後一週間となり、聖務にご多忙な日々をお過ごしのことと拝察いたします。

本日、日本カトリック司教協議会を通して、教皇庁典礼秘跡省からの教令が届きましたので、以下通達いたします。

 

典礼秘跡省

Prot. N. 597/20

教 令

 パンデミックが世界全体に拡大している状況に鑑み、教皇フランシスコからゆだねられた権限に基づき、当省は以下のことを喜んで許可する。地区裁地権者は、Covid-19の世界的な感染に関係する状況が続く間、本年の降誕節に限り、自教区に滞在する司祭に、主の降誕の祭日、神の母聖マリアの祭日、そして主の公現の祭日に、信者の善益のためにそれが必要と認められるときはいつでも、4回のミサの祭儀を許可することができる。その際、とくに教会法951条の規定に関して、遵守すべき法をつねに守ることとする。

 以上に反することはすべて退けられる。

典礼秘跡省にて 2020年12月16日

長官 ロベール・サラ枢機卿

次官 アーサー・ローチ大司教

  広島教区においても、教会法951条の規定を遵守することを前提に、教区内に滞在するすべての司祭に対して、上記の典礼秘跡省からの許可を適応いたします。新型コロナウイルス感染がこれまで以上に拡大している中で、どうぞ感染防止対策を徹底しつつ、お体にくれぐれも気をつけて、聖務にお励みください。

 「ヨセフ年」(2020年12月8日~2021年12月8日)に当たり、聖ヨセフの取次ぎを願いながら、大きな困難の中にある教会に奉仕してくださる神父様方の上に、神様のご加護をお祈りいたします。

以上

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