2021年4月28日
広島教区の皆さんへ
広島教区 司教
アレキシオ 白浜 満
労働者聖ヨセフ(5月1日)の記念日を前に
+アレルヤ!
新年度が始まって早や1カ月が過ぎようとしていますが、日本では、新型コロナウイルス感染症の第四波の厳しい状況の中にあります。それぞれの小教区や修道院等の教会共同体におかれましても、感染防止対策の強化をお願いしつつ、神様の助けと導きに信頼して歩んで行きたいと思います。
皆さんもご存じのように、わたしたちは、「ヨセフ年」(2020年12月8日~2021年12月8日)の中間に差し掛かり、「労働者聖ヨセフ」(5月1日)の記念日を迎えます。これに合わせて記念日当日の5月1日(土)と、できましたら5月2日の復活節第五主日のミサの中で、「労働者聖ヨセフ」の取り次ぎを願って、以下の二つの意向のために、心を合わせてお祈りしていただけないでしょうか。
意向
①コロナ禍にあって仕事を失った人々、現在の仕事が行き詰まり、困難な状況にある人々、
そして、在日の外国籍の方々のために。
②新型コロナウイルスの感染拡大の一日も早い終息を願って。
5月1日(土)
できれば『ミサ典礼書』732頁~734頁「五月一日 労働者聖ヨセフ」の公式祈願を用いて、ミサをおささげください。
5月2日(日)
復活節第五主日のミサの共同祈願の中で、以下の意向を付け加えて祈っていただければ幸いです。
「昨日、五月一日に祝われた労働者聖ヨセフの取り次ぎを願って祈ります。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて仕事を失った人々、現在の仕事が行き詰まり、困難な状況にある人々、とくに在日の外国籍の方々を顧みてください。生活のためにふさわしい支援の手が差し伸べられますように。」
なお、「ヨセフ年」に当たって11月23日に開催される「教区代表者会議のための祈り」のために、
引き続き、聖ヨセフの取り次ぎを願ってお祈りください。よろしくお願いいたします。
以上