教皇フランシスコの呼びかけに応えて 新型コロナウイルス感染症のパンデミックの終息を祈るために

2021年5月7日

広島教区の皆さんへ

広島教区 司教

アレキシオ 白浜 満

教皇フランシスコの呼びかけに応えて

新型コロナウイルス感染症のパンデミックの終息を祈るために

+主の平和

 皆さんがすでにご存じのように、教皇フランシスコは「聖母月」(5月)に新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)の終息を、全世界で祈るように呼び掛けておられます。

これに関連して、教皇庁新福音化推進評議会は、「教皇が心から願っているのは、5月の祈りの月間で、『全世界からの絶え間ない祈りが神にささげられることです』」と説明しています。

 そのために、教皇フランシスコは5月1日に、祈りの月間の開始を告げられ、そして5月31日に閉幕を宣言することになっています。また毎日、ローマ時間の午後6時から、全世界30カ所の聖母巡礼所または聖母聖堂でのロザリオの祈りが、バチカンの通信メディアを通してライブ配信されています。この配信が、日本時間では午前1時に当たるために、これに合わせて一緒に祈ることが、日本の教会としては難しい状況にあります。

 すでに個人的にあるいは各小教区・修道院などの教会共同体として、教皇フランシスコの呼びかけに応えるために、パンデミックの終息を願って、それぞれ祈りをささげてくださっていると思います。大勢の人が一緒に集まることが困難な状況の中ですが、広島教区としては少なくとも以下のような方法で、各小教区・修道院などの教会共同体として、教皇フランシスコの呼びかけに応えていければと願っています。どうか可能な範囲で、皆さんのご協力をお願いいたします。

 ①少なくとも2回のミサを、パンデミックの終息を願う意向でささげる。

  ・5月13日(木)「ファティマの聖母」の記念日

  ・5月31日(月)「聖母の訪問」の祝日

 ②少なくとも上記2回のミサの前後に、できれば5月中の主日のミサの前後に。

  ・「新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り」を唱える。

  ・ロザリオの祈りをささげる。

           以上

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