新型コロナ(デルタ株)感染拡大の現状に伴う対応について

2021年8月19日

広島教区の皆様

  広島教区 司教 白浜 満

 

新型コロナ(デルタ株)感染拡大の現状に伴う対応について

 

+主の平和
 この度の豪雨によって被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
 新型コロナのデルタ株の感染状況が悪化しており、中国地方でも昨日までに過去最多の感染者数を記録している県があります。広島県と岡山県においては、明日8月20日~9月12日まで「まん延防止重点措置」が発令されることになっています。

 これまで広島教区では、ステージⅣ(感染爆発)に伴う「緊急事態宣言」が出された場合に、ミサの一斉非公開の措置をとる方針で対処してきました。しかしながら感染力が強いデルタ株の影響で、中国地方の感染の状況は、過去に「緊急事態宣言」が出された時より、厳しい状態に陥っています。

今回は、広島教区としてもより一層の警戒感をもって、今後の新型コロナ(デルタ株)の感染拡大の推移を見守るために、本当に申し訳ございませんが、「まん延防止重点措置」が発令される広島県・岡山県だけでなく、すべての教会において、8月22日~9月12日まで、ミサを一斉に非公開として対応してくださるように通達いたします。

 ただし、急な判断になりましたので、8月22日の主日のミサまで実施して信者の皆さんに説明し、8月23日からミサを非公開にしていただいても結構です。なお、堅信式の予定が入っていた小教区については、堅信式の延期、あるいは受堅者と関係者のみの参加によるミサ等の対応を検討していただけないでしょうか。そして、修道院の聖堂におけるミサについても、管轄区域の小教区の主任司祭と修道院の責任者との協議の上で、対応を検討してくださるようにお願いいたします。

これに伴い、広島教区で9月5日~12日に企画されていた国際聖体大会につながっておこなうミサと聖体礼拝の企画も非公開(少人数)で、オンライン配信にしたいと思います。

直面する困難を乗り越えて行くために、また「すべてのいのちを守るための月間」(9月1日~10月4日)の意向のために、それぞれに可能な方法で、皆様と一緒に祈りをささげていきたいと思います。
聖母マリアと聖ヨセフの取り次ぎを願いつつ、神様の特別なご加護をお祈りいたします。

以上

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