2022年9 月16日
広島教区の兄弟姉妹の皆様
広島教区 司教 白浜 満
平和の使徒推進本部 本部長 瀧井 英昭
教区創立100周年の開年ミサと記念講演会について
+主の平和
残暑が続いていますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
教区においては、来週9月19日(月・敬老の日)に、教区創立100周年の開年ミサと記念講演会を予定していましたが、台風14号が接近しており、ちょうど19日に中国地方を通過するという予報が出されております。そのために、本日、関係者の方々と緊急の会議を行ない、標記の開年ミサと記念講演会のあり方を、以下のように変更していただくことになりました。
緊急なお願いで申し訳ございませんが、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
① 開年ミサについて
年間第25主日(9月18日)のミサを、教区創立100周年の開年という意向も加味し、各小教区
でおささげする。カトリック米子教会では、9月18日の11:00から司教司式ミサを実施する。
(そのため、「聖書と典礼」の共同祈願の第4番目、あるいは5番目の意向として付け加えて、
お祈りいただけないでしょうか。別途、送付する共同祈願をご利用いただいても結構です。)
② 記念講演会について
援助修道会・三好千春シスター(南山大学の教授)による、「広島教区設立までの日本カトリック教会史」というテーマでの記念講演会を、9月19日(月・敬老の日)の13:30から約90分間、
オンラインで実施する。アクセスのあり方については、教区のホームぺージにて公表する。なお、
(当日の講演会を録画して、後日、教区のホームぺージで見ることができるように配慮する。)
③ 叙階・誓願の種々のお祝いについて
叙階・誓願の種々の節目を迎えておられる方々のお祝いは、他の日に移動して実施する。
替わりとなる日時につきましては、改めて、連絡を差し上げます。
19日にカトリック米子教会にお集まりになられる予定をされていた皆様には、本当に申し訳ございませんが、予定の変更をどうかよろしくお願いいたします。
台風による被害がないように、神様のご加護をお祈りいたします。
以上
教区創立100周年のミサのために準備されていた共同祈願(例文)
招き:いつくしみ深い神に感謝して祈りましょう。
① 教区創立100周年の恵みに感謝して
これまで教区の歩みを導いてくださったあなたへの感謝と信頼を深めるため、今日から教区創立100周年を記念する一年を過ごしていくわたしたちを顧みてください。とくに教皇ヨハネ・パウロ2世と教皇フランシスコの広島訪問の恵みに応えて、「平和の使徒」として働く召命を意識し、神の国の発展のために力を合わせて歩んでいくことができますように。
② 2022年度にお祝いを迎えられた司祭・修道者のため
あなたの恵みによって教区のために奉仕し、今年度、叙階や誓願のプラチナ、ダイヤモンド、金、銀のお祝いを迎えられた司祭や修道者に、豊かな祝福をお与えください。これからも、それぞれの奉仕を通して、召命の道を全うすることができますように。
③ 教区・小教区を支えてくださったすべての恩人のため
教区の発展のために、あなたが遣わしてくださった歴代の司教、司祭、修道会や宣教会の会員、また洗礼の恵みを受けて教区や小教区を支えてくださった信徒、すべての恩人の奉仕に心からの感謝をささげます。いつかあなたのもとで、神の家族としての喜びを豊かに味わうことができますように。
④ さまざまな困難にある人々のため
今なお世界中で起こっている戦争、紛争、さまざまな暴力、新型コロナの感染症、気候変動 などの影響で苦しむ人々を心に留め、必要な助けをお与えください。わたしたちも身近にいる人々の苦しみや悩みに気づき、寄り添う「あたたかな心」を育むことができますように。
結び:いつくしみ深い神よ、
本日から、教区創立100周年という節目の時を過ごして行くわたしたち広島教区の神の家族を顧みてください。この一年の記念を通して、すべてを導かれるあなたへの感謝と信頼を深め、また、教会の頭・よき牧者である御子キリストのうちにわたしたちが一つとなり、現代のさまざまな困難の中でも、神の民として生きる喜びを新たにすることができますように。
※「聖書と典礼」の第4番目(あるいは5番目)に追加する意向としては、①~④のうちの一つ、あるいは、結びの祈りを用いてお祈りしていただければ幸いです。