平和の使徒推進室室長の部屋 | |||
「世界平和の日」
頌春の仰ぎて高き聖なる塔 吉崎晴女 あけましておめでとうございます。 平和の使徒推進室の窓から、昨年献堂50周年を祝った世界平和記念聖堂の塔の偉容が眺められます。壁面に刻まれた聖堂記には、「(原爆)犠牲者の永遠の安息と人類相互の恒久平和のために」祈る使命が記されています。 年末から年始にかけて、世界平和記念聖堂では、熱く敬虔な祈りがささげられました。 12月31日(金)、2004年の最後の日には、献堂50周年の閉幕の祈りの集いが開かれました。 現代のカトリック教会は、1月1日を「世界平和の日」という祈願日として祝います。 「平和という善に至るためには、暴力は絶対に受け入れることのできない悪であり、決して問題解決にはならないことを、はっきりと自覚し、認めなければなりません。」 「人種差別への非難、少数民族の保護、追放された人びとと難民たちへの救援対策、そしてすべての困窮している人びとに向けられた国際的な連帯の動きは、世界市民という考え方の原則を矛盾することなく、適応したものなのです。」 「今日、今までにもまして、世界に平和をもたらすための決定的条件とは、富める国と貧しい国の相互依存を認めることです。」 スマトラ沖大地震による津波は、大勢の外国人観光客にも死者がでました。 「キリスト者はこの真実の確信に満ちた証人でなければなりません。彼らは、自らの生活によって、愛だけが人間と社会の完成をもたらし、また歴史の辿る道を善と平和に導くことのできる唯一の力であることを示す義務があるのです。」 今年は、戦争が終わって60年。広島、長崎にとっては被爆60周年の年です。 |
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