「すべてのいのちを守るための月間」についてのお知らせ

2020年6月25日

広島教区の皆様へ

広島教区 司教 白浜 満

「すべてのいのちを守るための月間」についてのお知らせ

~いのちを守るための犠牲と連帯~

+主の平和

 梅雨の最中、大雨による災害がないことを祈る今日この頃です。

 広島教区では、今年度4月から、「社会へのチャレンジ」(いのち・環境・平和)というテーマの元に

教会活動を開始しています。その「いのち」というサブテーマの1年目に、新型コロナ感染拡大による

危機に遭遇していますが、「いのち」について考え、その尊厳のためにできることをささげましょう。

1:新型コロナ感染防止のために

 緊急事態宣言が解除され、教区内でも公開ミサが再開されて、約1カ月になろうとしています。

教区内では、公開ミサの典礼のあり方について、段階的な移行措置をお願いしています。緊急事態宣言の解除後、教区内5県の状況は落ち着いておりますが、全国的に見ると、感染者の数が減少しておらず、むしろ少し増加傾向にあります。7月6日(月)に司教顧問会を開きますので、感染状況の推移を考慮しつつ、公開ミサの典礼の移行措置についても対応を協議して、改めて、お知らせいたします。

感染の第二波の到来が予測されますので、気を緩めることなく、引き続き予防対策をお願いします。

2:「すべてのいのちを守るための月間」

 教皇フランシスコの来日を受けて、設置されることになった「すべてのいのちを守るための月間」(9月1日~10月4日)についてお知らせします。日本カトリック司教協議会からのメッセージを

お送りしますので、趣旨と目的をご理解いただき、各小教区・協働体・地区や修道院・施設などで、今年9月から、自分たちに可能な取り組みを検討してくださいますようにお願いします。その中で、「社会へのチャレンジ」という観点から、地域社会の取り組みに協力する教会の奉仕のあり方にも、目を向けていただければ幸いです。

 教区としても、平和の使徒推進本部を中心に検討をお願いしていますので、改めてお知らせいたします。なお、「すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り」のカードが、日本カトリック司教協議会から届き次第、皆様のもとへお送りいたします。どうぞ、よろしくお願いします。

以上

>>「すべてのいのちを守るための月間」設置について<<

 

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