浦上キリシタン流配150年ニュースレターNo.17

11月3日 岡山の「鶴島巡礼」も非公開で!

 流配150年を迎えた今年、非公開となった春の「乙女峠まつり」に続き、流配地鶴島への巡礼も中止となり、関係者だけで野外ミサを捧げた。
 鶴島の事前調査/事前に文化財としての流配地を管理する備前市から、墓地の野獣(イノシシ)被害の情報が寄せられ、教会として意見を述べるため、市の文化財担当の方達と共に10月8日島を訪れた。当日は雨の中を数人で鶴島に渡った。墓地は花筒が殆ど散乱、大きな石が幾つも移動し、穴も掘られていたが、大した被害なく一安心。来年度の巡礼に向けて、文化財(墓地)の保全に市の取組として何らかの作業(工事)を考えて頂けそうです。島の買取にも市は意欲を見せており、流配地鶴島を大切にし毎年巡礼する私たちにとって心強いことです。

>>続きを読む

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする