浦上キリシタン流配150年ニュースレターNo.19

広島・五日市 に 四番崩れ流配者の慰霊碑

浦上四番崩れ流配地 広島に於いては、尾道上陸後に広島で流配を終えるまでに39名もの方が亡くなっていますが、それらの方々を慰霊し偲ぶ石碑等はあまり知られてなく、慰霊祭等の行事もカトリックとしては行われていませんでした。しかし幟町から西方約10㎞の佐伯区に『五日市で殉教したキリシタンを偲ぶいしぶみ』と刻まれた慰霊碑がありました。これは、五日市の光禅寺に収容されて亡くなった喜蔵とその妻ミツ、惣四郎(そうしろう)の娘くらの3名を偲んだ石碑です。1987年10月に日本アライアンス教団の五日市キリスト教会が建立されたもので、教会に面した道路向かい側の教会用地にあります。五日市教会は彼らが亡くなった流配所・光禅寺の西方約三百m程の場所にあるプロテスタントの教会です。

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