教区や小教区の帰天された信仰の先達のための祈り

2022年10 月28日

広島教区の兄弟姉妹の皆様

 広島教区 司教 白浜 満

教区や小教区の帰天された信仰の先達のための祈り
(教区創立100周年に合わせて)

+主の平和
 ご存じのように教会の典礼暦においては、諸聖人の祭日(11月1日)と、死者の日(11月2日)の記念を行ないながら、「聖徒の交わり」(Communio Sanctorum)という教会の教えに基づいて、典礼暦年の終わりの月(11月)に、死者のために祈る習慣があります。

これに合わせ、「教区創立100周年を祝う1年」を過ごしているわたしたちも、教区100年の歩みを支えてくださったすべての信仰の先達・恩人を偲び、感謝の念を込めてこれらの方々の永遠の安息を祈りたいと思います。また、種々の事情で信仰から遠ざかって亡くなられた方々もおられるかもしれません。これらの兄弟姉妹のために、とくに祈りたいと思います。

そして、引き続き、新型コロナウィルス感染症や、とくにウクライナにおける戦争のために犠牲となられた方々の安息と、各地における戦争・紛争の終結のため、可能な方法で祈りと犠牲をおささげしていただければ幸いです。

いつくしみ深い神よ、
教区創立100周年を過ごしているわたしたちを顧み、
教区や小教区(学校・学園)への奉仕のために力を尽くし、
キリストの平和のうちに亡くなったすべての兄弟姉妹を、
あなたのもとで安らかに憩わせてください。
また、あなただけがその心を知っておられるすべての死者を心に留め、
あなたのあわれみを示してください。
わたしたちも、あなたのいつくしみに信頼して、
信仰の旅路をともに歩み続け、
あなたの家に集い、聖母マリアとすべての聖人とともに、
永遠のいのちの喜びにあずからせてください。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

以上

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