3月13日以降の新型コロナウイルス感染症への対応方針

2022年2月28日

広島教区の兄弟姉妹の皆さん

広島教区 司教 白浜 満

3月13日以降の新型コロナウイルス感染症への対応方針

+主の平和

 復活祭に向けての準備期間である四旬節が始まりました。お変わりなくお過ごしでしょうか。

新型コロナウイルスの感染者が減少傾向にあり、日本の厚生労働省からは、マスクの着用について、以下のお知らせが出されています。

 令和5年3月13日以降、個人の主体的な意向を尊重し、着用は個人の判断に委ねることになります。

本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、ご配慮をお願いします。

(厚生労働省のホームページより)

 厚生労働省からのこのお知らせを受けて、2月27日に開催された教区司祭評議会で対応を検討し、広島教区においては、4段階に区分にした従来の基本方針を、3月12日付で終了することにします。そして、

3月13日以降、厚生労働省の考え方に準拠して、以下の方針で対応していくことにします。

【基本方針】これまでの管理的な対応から、個人の判断に基づく自主的な対応へと移行していきます。

ただし当面は、感染状況の推移を観察しながら、慎重に対応する移行期間としましょう。

(1) マスクの緩和について

  ミサに参加するときのマスク着用については、ミサに参加する信者、奉仕者、司式する司祭に共通して、個人の判断に委ねる。

(2) 感染対策の緩和について

 ・ミサ前の氏名の記入はしない。また、検温・手の消毒については、個人の判断で利用する。

 ・ミサ中の歌唱、人数制限、距離の確保、換気などのあり方については、小教区の判断に委ねる。

(3) 主日ミサの中止について

 ・主日ミサを中止する必要があると判断される場合(例えば、地域や小教区における感染者の大幅な増加、司祭自身の感染など)、教区長(不在の場合は事務局長)に連絡して許可を得る。

 ・司祭自身が感染した場合には、教区長(不在の場合は事務局長)に報告する。

  その際、他の司祭へのミサの依頼が難しい場合、司祭不在の主日の集会祭儀を実施してもよい。

(4) 万が一、感染状況が悪化する場合、必要に応じて新たな方針を通知する。

以上

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