2021年2月5日(金)聖ディエゴ喜斎記念ミサ

岡山聖虚の喜斎像と共に捧げる

岡山教会殉教者・巡礼地顕彰委員会

 日本26聖人殉教の日より424年目の今年は、聖ディエゴ喜斎を保護聖人にいただく岡山教会にとって特別な日となりました。また一つ大切な教会の宝が出来ました。聖ディエゴ喜斎記念聖堂で信徒50人程が参列し、10時より日本26聖人殉教者の祝日にあたり記念ミサを捧げました。90年程前に描かれた聖ディエゴ喜斎の御像を仰ぎ見ながら、聖人に倣って私たちも生きましょうとのジョン・ボルドン神父の説教を頂きました。いままでの記念ミサと違い、御像を間近に見ながらのミサはまた聖人をより一層身近に感じられ、信徒の皆さんにとっても気持ちを新たにミサに与って頂けたものと思います。御像は17日の灰の水曜日まで掲げ、皆さんに知って頂けました。
 ご覧になった信徒からの一言です「最初はあれっと思いました。今迄親しんできた庭の石像と全く異なり、余りに崇高なお姿に天国のイエス様と共におられる聖人のお姿と思いました」。石像と共に、この御像も今後親しんでもらえたらと思います。
この肖像画は、日本画家・岡山聖虚(1895-1977・広島市出身)が制作した「二十六聖人肖像画」の一枚としてつくられました。聖ディエゴ喜斎を保護聖人とする岡山教会が、記念ミサ及び芳賀巡礼等で使用することを念頭に、浦上キリシタン資料館の御厚意により複製を作成することが出来ました。
 「二十六聖人肖像画」は聖人お一人ずつを幅約75㎝×高約190㎝に描かれ、26枚で構成された大作で、1931(昭和6)年ローマに献上され、バチカン美術館に所蔵されています。
浦上キリシタン資料館が2019年バチカン美術館から提供された写真データをもとに実物大の複製を製作し初公開。今回同じデータにより岡山教会で複製しました。

>>2021年2月5日(金)聖ディエゴ喜斎記念ミサ 岡山聖虚の喜斎像と共に捧げる(PDFファイル)

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