「原爆投下に対する謝罪表明と和解に向けた対話集会」について

2024年3月1日(金)

広島教区のすべての司祭、修道者、信徒の皆さんへ

広島教区 司教 アレキシオ白浜 満

「原爆投下に対する謝罪表明と和解に向けた対話集会」について

+主の平和
 回心と償いの季節である四旬節も、第3週目に入ろうとしています。

 ご存知のように、広島教区は「平和の使徒となろう」という固有の召命のため、祈り・活動を続けています。これに関連して、本日は、四旬節第4主日(3月10日)に、世界平和記念聖堂(カテドラル)で行われる標記の行事のお知らせをし、皆さんにお祈りと、近隣の小教区の皆さんには、時間がゆるすようでしたら、ご参加を呼びかけたいと思います。遠方の小教区の皆さんには、当日11時からの対話集会は同時配信されますので、オンラインでの視聴も可能です。詳しくは、広島教区のホームページをご覧ください。

 すでに平和の使徒推進本部(社会司牧デスク)からの「社会司牧通信」(202403)でも簡単なお知らせがなされていますが、行事の詳細については、本日、公表された教区本部事務局からのプレスリリース(➡添付資料)対話集会プレスリリース(3月10日)を参照していただければ幸いです。

 今回、広島と長崎を訪問されるパックス・クリスティ米国支部の方々は、昨年の8月8日に発信された「核問題に憂慮する米国の市民ならびに米国の平和団体から日本の市民への公開書簡」(➡添付資料)核問題に憂慮する米国の市民ならひ゛に米国の平和団体から日本の市民への公開書簡の冒頭で言及されている原爆投下に対する謝罪の意向を、市民レベルで直接、被爆者に伝える意向を持っています。また、日米の4教区(サンタフェ、シアトル、長崎、広島)の司教レベルで、昨年8月9日に結んだ「核兵器のない世界のためのパートナーシップ」にも賛同の意を示してくださっています。聖霊の導きを願いながら、世界の平和のために、ともに歩んで参りましょう。

今後とも、皆さんのご理解とご協力を、どうかよろしくお願いいたします。

以上

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