新型コロナ感染防止対策の緩和について

2022年6 月22日

広島教区の兄弟姉妹の皆様

 広島教区 司教 白浜 満

新型コロナ感染防止対策の緩和について
(2022年6月26日からの教区の方針)

+主の平和
 梅雨の時期に入り、蒸し暑さが感じられる今日この頃ですが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
新型コロナ感染(とくにオミクロン株のまん延)防止対策のために、今年の1月9日(主の洗礼)のミサより、これまで約半年の間、以下の教区の「コロナ禍におけるミサ典礼の移行措置」に基づき、その時の感染状況に応じて、ステージ(レベル)ⅡかⅢの措置を、お願いしてきました。
 最近の新型コロナの感染状況や感染症への対応の変化を考慮し、6月11日の教区宣教司牧評議会と6月21日の教区司祭評議会での意見交換を踏まえ、次の6月26日よりそれまでの対処を緩和して、教区においては、ステージⅠかⅡによる措置へと移行します。なお、ステージⅠにおける歌唱の緩和においても、マスク着用を原則としていますので、ご留意ください。

広島教区の「コロナ禍におけるミサ典礼の移行措置」

ステージⅣ

感染爆発

公開ミサの中止(教区司教の判断)

→ 教区本部から通達

ミサのライブ配信

ステージⅢ

感染急増

公開ミサの中止(教会の自主判断)

 → 教区本部へ要通知

マスク着用・要検温

人数調整・距離確保

 

ステージⅡ

感染漸増

読誦(歌唱なし、オルガン独奏のみ)

マスク着用・要検温

人数調整・距離確保

ステージⅠ

感染散発

重要な数曲に限定して歌唱可

(聖歌隊のみの歌唱などの緩和)

マスク着用・要検温

人数と距離の緩和

 お願いする上記の措置は、コロナ禍における各小教区・修道院におけるミサの典礼のあり方に関するものです。その他の教会活動のあり方については、地方自治体の指針を参考に、小教区の主任司祭と教会の役員の話し合いの上で、判断してくださいますようにお願いいたします。
新型コロナ感染症の終息には、まだ長い時間がかかるのかもしれません。「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい」(マタイ11・28)と仰せになる主イエスのみ心に信頼して、この困難なときを乗り越えて行きましょう。どうか、よろしくお願いいたします。

以上

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