11月24日 教皇フランシスコ来広3周年記念ミサと行事について

2022年11月11日

広島教区の兄弟姉妹の皆さん

広島教区 司教 白浜 満
平和の使徒推進本部長 瀧井 英昭

11月24日 教皇フランシスコ来広3周年記念ミサと行事について

+主の平和

 教会暦も残りわずかとなり、11月27日より待降節を迎え、新しい一年を過ごしていくことになります。

 ご存じのように11月24日は、教皇フランシスコが来広され、平和記念公園で開催された「平和のための集い」において、核兵器廃絶を願うメッセージを発信してくださってから3周年になります。
とくに今年は、2月24日に始まったロシア軍によるウクライナ侵攻の戦争が、11月24日で9か月になります。

 広島教区の2022年度の目標である「社会へのチャレンジ~平和~」に合わせて、「核なき世界」の実現とウクライナにおける戦争の終結を願って、11月24日(木)16:00から、世界平和記念聖堂(カテドラル)にて、教皇フランシスコ来広3周年記念ミサをささげます。また、同日18:00より、原爆ドーム近くの川のそばの広場(親水テラス)にて、「核なき世界基金」との共催で、「世界平和のための祈り」(約30分)が実施されます。その案内のチラシを添付しています。平日ですが、時間がゆるすようでしたら、どちらの方でも自由に参加して、ともに祈りのひと時を過ごしていただければ幸いです。

直接の参加は難しくても、戦禍で亡くなられた方々をはじめ、大きな苦しみと困難の中で厳しい生活を強いられている方々のため、また核兵器の使用がなされないよう、引き続き兄弟姉妹の皆さんのお祈りを、どうか、よろしくお願いいたします。

以上

 

平和のための集い2022.11.24

————————————————————————————————

フランシスコ教皇の広島訪問3周年を記念して

11月の同じ日、同じ時間に、世界平和のために

原爆死没者慰霊碑前で黙祷を捧げましょう!

2022年11月24日(木)午後6時より

世界平和のための祈りのプログラム

※ 当日フランシスコ教皇が広島に残された[平和の灯]が原爆資料館より貸し出されます。

午後4:00 世界平和記念聖堂にて、白浜司教司式によるミサがささげられます。

午後5:45 平和公園レストハウス前に集合、プログラムの説明がなされます。

午後6:00 慰霊碑前まで沈黙のうちに歩いた後、一同は慰霊碑前付近で立ち止まり、原爆犠牲者のために黙祷をささげます。その後、原爆ドームの近くの川のそばの小広場(親水テラス)へ移動し、そこで、ローソクに火を灯し、その灯火を見つめながら、フランシスコ教皇の平和メッセージ(抜粋)を聞きます。結びに、世界平和のための祈りをささげます。

午後6:30  最後の挨拶の後、解散します。        

 

戦争のために原子力を使用することは、現代においては、これまで以上に犯罪とされます。人類とその尊厳に反するだけでなく、わたしたちの共通の家の未来におけるあらゆる可能性に反する犯罪です。原子力の戦争目的の使用は、倫理に反します。核兵器の保有は、それ自体が倫理に反しています。

実行委員会    「核なき世界基金」共催

お問い合わせ先  早副 誠 090-7347-1899

        ロナルドクライン rklein@gol.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする