東日本大震災6周年にあたっての祈りついて

広島教区のすべての司祭、修道者、信徒の皆様へ

+主の平和

 本格的な春の到来の前に、ここ数日、寒さが戻ってきたような日々が続いています。

お変わりなくお過ごしでしょうか。

 さて、今週の土曜日3月11日は、東日本大震災が起きて6年目に当たります。今なお、3万5千人もの方々が仮設住宅での生活を余儀なくされています。また、福島原発事故による避難解除に向けた除染作業や廃炉作業など、その影響は今後も長く続きそうです。

皆さんも、それぞれの立場で、犠牲者の方々をはじめ、復興支援のために、種々の祈りや活動を継続してくださっていると思います。心より感謝申し上げます。

東日本大震災6周年に当たる今週の土曜日3月11日、広島教区として特別なミサや 祈りの集いを計画しておりませんが、できれば当日のミサの意向の中で、あるいは翌日 312日の四旬節第二主日のミサの意向や共同祈願をもって、東日本大震災による犠牲者、現在なお困難の中にある方々、および被災地復興のために、それぞれの小教区、修道院、共同体において、祈りや犠牲をおささげいただければと思います。

 皆様がそれぞれ、復活祭に向けての準備のため、祈り、犠牲、愛のわざをもってよい四旬節の日々を過ごされますように願っています。

                      2017年3月9日

                     広島教区 司教

                     アレキシオ 白浜 満  

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